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止水ジップは機能的だけど壊れやすい

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以前に購入し愛用していたINCASEのバックパック。
じつは使用開始から1年3か月で手放しました

正直なところ、こんなに早くダメになるとは思ってなかった…。
自分の扱い方がよくなかったのでしょうね。

破損の原因となる扱い方

止水ジップは雨の日でも水の侵入を防いでくれる作りになっています。

ジップ部分はビッシリと目が詰まった印象で頑丈そうだったので、ジッパーを開けるときにバッグ本体を支えず、ジッパーのつまみ部分だけを持ち、バッグ全体をぶら下げた状態でジッパーを開け閉めしてしまってました。

そんな扱い方をしていたせいか、ジッパー部分が生地から分離して閉められなくなってしまいました。
しかも左右ともに…。

つまり、フルオープンではないにせよ、バッグがいつも開いている状態に。

角部分に負担がかかっていた

ただ、バッグ全体を支えて開閉をしていても、角部分は構造的にひっかかりやすかったです。
車でカーブを曲がるときに、外側に向けて力が働くようなイメージかな。

バッグのデザイン的にはそのカーブ部分がけっこうキツイ角度だったので、何度も何度も開け閉めする度に、その箇所に負荷がかかっていたのでしょうね。

『止水ジップは壊れやすい』という説

止水ジップの画像

いざ自分のバッグが壊れたので、修理方法などがないのか検索してみると、『止水ジップは壊れやすい』という説にも辿り着きました。

たしかに機能をひとつ増やせば、構造もその分複雑になってしまうため、破損の機会は増してしまうだろうなと後になって感じました。

INCASEのバッグ自体は良い

INCASEのタグの画像

今回止水ジップが破損しただけで、他の箇所はほつれなどもなく、状態はとても良いです。
そしてその破損の原因はあくまで自分の扱い方のせいなので…。
ちゃんとした扱い方をしていれば、おそらく数年は使用し続けることができたでしょうね。

INCASEのバッグ自体は使い勝手も良く、背負い心地も計算されており、とても質のいいバッグパックだと思います。
ぼくの購入したこの別注モデルは、素材感の上品さやパーツがオールブラックになったいたりと、デザイン的にもスタイリッシュですばらしいと思っています。

シンプルなものが一番

止水ジップの機能性については、普段の生活のなかでズブ濡れになるような状況にもならないので「自分には必要なかったかな」と今では感じています。

ファスナー部分以外はまだまだ使える状態でしたが、修理には結構なお金(約8,000円)がかかることや、じつは思っていたほど荷物が入らなかったという個人的な不満もあったので、ネットオークションで手放しました。
(もちろんちゃんと説明をしてジャンク品として)

当時の第二候補を購入

肩の負担を軽くする リュックサック

INCASEのバッグパックは、通勤時や休日などにフル活用していたので、いざこれが使えなくなると非常に困りました。
なので、破損が起きた当日すぐに、このINCASEのバックパックを買うときの第二候補にあがっていた無印良品の『肩の負担を軽くする リュックサック』を急遽買いました。

結果的には自分にはこれで充分でしたね。
デザインもコムデギャルソンのリュックに似て洗練されてますし(笑)

こちらのほうが構造的にも荷物がたくさん入り、マザーズバックとして人気なのも頷けます。

で、結局なにを手放すん?

 多機能によって生じる複雑な構造

複数の機能がひとつになったモノは、たしかに機能的で便利ではあるけれど、構造が複雑になり壊れやすくなるイメージがあります。

テレビデオは『テレビとビデオを足したもの』
CDラジカセは『CDプレーヤーとカセットプレーヤーとラジオを足したもの』
昔あった多機能なモノを思い返してみると、確実にどちらかひとつが先に壊れてましたね…。

止水ジップは機能でいうと『開閉機能と止水機能を足したもの』
今回は開閉機能が先に壊れてしまいました。

単機能のほうが構造がシンプルゆえに、長持ちするような気がするので、今はできるだけ単機能のモノを選ぶようにしています。

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