勤務先の会社が業績不振のため、希望退職することになりました。
昨年末から「いつやめようか」と悩んでいたので、渡りに船とはこのこと(笑)
厳密に言うと、しばらくは会社に籍がある状態で、有給休暇生活です。
それ以降は、14年ぶりの無職となります。
前回の無職期間はおよそ2週間。
今回は焦って転職先を探すというより、人生を見つめ直す期間を設けようと思っています。
(もちろん企業リサーチなどして、就職活動はしますとも)
なので、しばらくは【無職日記】のようなことになるかと思います。
ひとまず、いま現在の『自分が感じていること』を書き残しておきます。
お金=心の余裕
過去に何度か無職を経験してますが、今回は今まで以上に焦りを感じていません。
(年齢的には再就職は厳しいはずなのに)
その理由は2つあります。
失業給付金
会社都合退職にあたるので、自己都合退職に比べて失業給付金がより早く、より長くもらえることが、大きな安心感を与えてくれます。
また、勤務年数も長く年齢も高いため、好条件で給付されます。
貯金
ミニマルな生活を送るようになってから、貯金がある程度できていることも大きいです。
一昨年引っ越しをしたことで家賃を下げ、昨年は維持費のかかる車も手放しています。
(まるで現在を予期していたかのような)
とはいえ、失業給付金を補填するカタチで、貯金からお金が出ていくと思います。
なにせ物価高な世の中ですし、そうのんびりしてられないかも。
ちなみに国民年金は『免除申請』を予定しています。
幸福度が上がった
好きな時間に寝て、好きな時間に起きる。
たったこれだけでも幸せを感じられます。
肌艶は良くなった気が(笑)
また、会社員時代はどれだけ気持ちいい晴れの日でも、社内に閉じこめられてましたが、いまは好きなときに外出もでき、太陽の日差しを浴びられることもうれしいです。
先日、平日の【映画の日】に映画を観に行きましたが、これも無職の恩恵だなぁと感じました。
(平日休みの人からすると、当たり前のことですが)
日々の生活の中で、ほんの少しの制限が取れただけでも幸福度は上がるものなのだな、と実感しています。
今を味わい尽くすように生きる
幸福度が上がったとはいえ、それを一気に下げる行為があります。
それは『未来に目を向けて不安を感じる』こと。
まだなにも起きていないことに対して不安を感じ、今この瞬間を不安で埋め尽くしてしまうのはもったいない。
(無職だからというわけでなく、働いていたとしてもそうです)
なので、今この瞬間に目を向けて『今を味わい尽くすように生きる』ことが、幸せを感じるために大切なことだと思います。
で、結局なにを手放すん?
ルーティーン化されてしまった人生
毎日決まった時間に、決まった場所へ行き、働く。
そのような働き方が人生の軸になり、それに合わせて人生を組み立てる。
本来は「どう生きたいか?」を軸にして、それに合わせて仕事を選ぶべきはずなのに。
ルーティーン化されてしまった人生を意図せず手放した代わりに、いったん立ち止まって人生を見つめ直す機会を手に入れることができました。