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2021年6月のある日、なにかの拍子で知った本『人生を変えるモーニングメソッド』。
Amazonでの評価はかなりのもの、しかも低評価は少なめ。
そのときはこの本を購入はせず、図書館の貸し出し予約を済ませただけだったんです。
『朝活』に関しては過去に実践して失敗した経験もあったので「自分にはあまり合わないかもなぁ」と。
そして時は流れ、2021年11月10日。
この日は歯の根管治療のため、平日に有給休暇を取っていました。
治療を終えてメールを確認すると『予約の本がご用意できました』のメールが。
帰りに図書館へ寄って本を借り、丸々空いていた午後に一気に読みました。
それくらい内容に惹きつけられたんです。
翌日の11月11日からさっそく実践してみることに。
実践し始めて今日で17日目ですが、人生が変わりつつあることを感じています。
「時間が足りない」と感じていたときに届いた一冊
新型コロナの影響により、会社の都合で2021年1月〜10月までは10:00〜16:00という時短勤務でした。
（通常勤務時間は9:00〜18:00）
それが11月から元の勤務時間に戻り、それと同時に仕事量がガンッと増えたんです。
今まで毎日をのんびりと過ごせていたのに、急に忙しい日々が始まりました。
もちろんペースをつかめず、朝もバタバタ、仕事中はヘトヘト、帰宅後はダラダラと、「なんか時間が足りないなぁ」といつも感じていました。
そんなときに届いたのがこの一冊。
『人生を変えるモーニングメソッド』
借りたその日に、一気に読み終えましたね。
そして「さっそく明日からやってみよう！」と。
熱しやすい性格はこういうときは早いです。（冷めるのもまたしかり）
モーニングメソッドってなにをするの？
過去に朝活をしようとしたときに失敗したのは、「早起きしてもそこまで夢中になってやることがなかった」という致命的なものでした。
このモーニングメソッドはやることの基本を用意してくれています。
起床はいつもより1時間だけ早く起床します。
慣れてくると、もっと早くに自然と目が覚めたりします。
起床後すぐにすること
モーニングメソッドを行う準備段階として以下の行動があります。
本のなかでは『歯を磨く』とありますが、ぼくはこの段階では歯を磨きません（笑）
でも、歯医者さんで聞いた話では、朝食前も歯を磨くといいそうです。
眠っている間は意外と水分が失われていくそうです。
ぼくは1杯ではなく、半分ほどにしています。
これらは前日に用意しておくものですね。
6つのメソッド
さて、ここからが本題です。
ここでは本の順番通りに紹介しますが、自分の好きな順番で行っても問題ありません。
瞑想をします。
瞑想と聞くとむずかしく感じますが、目を閉じて（うすく開けてもいい）、ゆったりとした呼吸を行います。
もっとも簡単なのは『4秒かけて鼻から息を吸い、6秒かけて吐く』（吐くときは口でも鼻でも可）。
意識は呼吸に向けるといいです。
瞑想方法に関しては検索するといろんな方法が出てくるので、自分に合うものでいいでしょうね。
ぼくは以前にレイキ（現代霊気法）を学んだので、『発霊法』という呼吸法を行っています。
なりたい自分、達成したいこと、その手段などを紙に書いて、声に出して感情を込めて唱えます。
ただ唱えるのではなく、『感情を込めて』というところが大事。
ぼくは手鏡で自分の顔を見ながらメモを暗唱しています。
（この方法は中村天風さんがやっていた方法です）
アファメーションを唱えた直後に行います。
静かな環境でリラックスし、本当の望みをイメージ化したり、なりたい姿、やるべきことをイメージします。
先ほどのアファメーションを視覚的にする、といったことでしょうか。
イメージ（映像）が鮮やかであるほど強い効果があるそうです。
ぼくは『正心調息法』という、呼吸とイメージを組み合わせたものを行っています。
軽い運動をします。
ジョギングやウォーキング、筋トレなどですね。
ぼくはまずラジオ体操をして、その後に自重トレーニングをしています。
読書をします。
目安として1日最低10ページ読むといいそうです。
読む本はフィクション小説とかではなく、人生について学べるものがいいようで、著者曰く「なにを得たいかを自問し、結果を念頭に置き続ける」ような読書方法を推奨しています。
ふせんを貼ったりメモを書いたりしながらの読書ですね。
ぼくは現実的な自己啓発本より、精神的なスピリチュアル本を好んで読んでいます。
日記を書きます。
ぼくは日々の出来事や感じていることを手帳（ほぼ日手帳）に書いています。
文字にして書き出すだけでも、頭も心もスッキリします。
時間もあくまで参考なので、自分の好きなように時間配分してもいいそうです。
ぼくはエクササイズを一番最後に行い、いい感じにお腹がすいたそのすぐ後に朝食を摂っています。
モーニングメソッドによる効果
17日間継続して実践しただけでも効果をかなり感じており、このこと自体が続けられているコツとも言えます。
時間が体感的に増えた
朝に時間が増えるのはもちろんですが、日中も時間が体感的に増えた気がします。
実際には時間が増えることはないので、脳の処理速度が上がっているのかもしれません。
そのおかげで、仕事では多くの案件をこなすことができ、社長をはじめ上司にも驚かれています（評価が上がった）。
もちろん休日もモーニングメソッドは行っています。
休日でも時間がたくさんあるように感じるので、やりそびれていたことをやるようになったり、気になるところへはすぐに出かけたりと、アクティブになることでケタ違いに充実した休日に変わりました。
睡眠の質が上がった
起床時間を早めると必然的に、夜の眠気が早くやってくるので、遅くても23:00には就寝するように。
以前まではベッドに入っても寝つけなかったりしていましたが、今ではすんなりと眠りに落ちます。
残業で帰宅が遅くなったとき、夕食は手間をかけず簡単なものにして時間を削り、23:00就寝を目標に行動するようになりました。
朝は6:00に起床しますが自然と目覚めるようになり、しかも30分早い5:30に熟睡感をたっぷりと感じながら起床することもたまにあります。
顔が引き締まった
以前は加齢の影響もあり、目の下がむくんでダルダル気味だったのですが、それが解消されました。
睡眠の質が上がったことや、毎朝行うアファメーションも関係あるでしょう。
「人生を変える」はウソじゃないかも
時短勤務期間中でのんびりした生活のときにこの本を読んでいたら、おそらく実践していなかったでしょう（笑）
仕事も忙しくなってきて、「時間が足りない」と精神的にもキツいと感じていたこのタイミングでこの本がやってきたことも、ぼくにとっては救いであり、大きな意味がありました。
人生を大きく変えるためには、小さな習慣を変えていくことが最善の方法なんだと、モーニングメソッドを実践し続け、改めて感じています。
短期間でこれだけ効果を得ることができたのなら『人生を変える』というタイトルはウソじゃないかもしれません。
もちろん、今後もモーニングメソッドは続けていくつもりです。
朝起きるのがツラいと感じていたのが、今ではワクワクして起きることができています。
で、結局なにを手放すん？
『自分は夜型人間』という固定観念
朝が弱く夜は頭が冴えて元気なことから、自分はずっと『夜型人間』と思っていましたが、モーニングメソッドを実践してみると、それは自分の固定観念だったと気づきました。
自然のサイクルに合わせたほうが、自分の能力を最大限にまで引き出せるようです。
ぼくにとって『人生を変えるモーニングメソッド』という本は、『自分は夜型人間』という固定観念を手放し、『変化を楽しめる人生を送る』という自信を得ることができる一冊です。
すんさま
こんにちは。
本や情報が自分にぴったりのタイミングでやってくることってありますよね。
この本のことは知っていましたが未読です。
私の朝時間には、アファメーション・イメージング・リーディングが抜けているのでプラスしてみようと思います♪
最近、目覚める時間がどんどん早くなり寝る時間がどんどん早くなっています。
おばあちゃん的生活です(^^;)
みるくさま
おはようございます。
みるくさんのおっしゃるとおり、ぴったりのタイミングでした♪
この本を読む機会があれば、ぜひ一読ください。
本では著者のエネルギーに溢れた言葉が「よし、やってみよう！」という気にさせてくれます。
早寝早起きはいいことですね。
体が自然のサイクルに合うと、一番効率よく体内エネルギーが循環するのかもしれません。
お年寄りが早寝早起きなのはそのせいなのかと想像すると（笑）、おばあちゃん的生活も悪くないと思いますよ。