動画編集やモーショングラフィックスに興味が湧き、Adobe PremierePro と AfterEffects の学習をしたいと思ったので、MacBookAirを買うことにしました。
仕事でバリバリ使うというより、あくまで学習用(そして趣味用)ということで、そこまで高スペックでなくてもいいいけど、ストレスを感じないスペックで、かつ低価格なものを、ということで選んだのはApple認定【整備済製品】。
過去にiPadの【整備済製品】を2度ほど購入したこともあり、何の問題もなく5年以上は使い続けられているので、今回も安心して購入したところ、全然整備できていないMacBookAirが届きました。
Apple認定整備済製品とは
一度新品で購入されたものが、初期不良や購入者の都合により返品されたものを、Appleが綺麗にクリーニング・整備し直して、最大15%引きで販売している商品です。
Appleは理由を問わず、14日間以内であれば返品を受け付けている、太っ腹なメーカーなんです。
なので、返品する人が増えれば増えるほど、この【整備済製品】の品揃えが充実していくんですね。
ちなみに保証は、新品購入と同じように1年間の保証と90日間のテクニカルサポートが受けられます。
購入したM1 MacBookAir
元々よく使用していた Illustrator と Photoshop、Animate に加え、PremierePro と AfterEffects もストレスなく使えるスペックを、ということで以下の希望で、ここ1ヶ月ほど【整備済製品】ページhttps://www.apple.com/jp/shop/refurbishedをチェックしていました。
●メモリ:16GB
●SSD;512GB
●カラー:スペースグレイ or シルバー
(新品購入で190,800円)
年の瀬である2022年12月30日の午後に、なにげなく【整備済製品】ページを開いてチェックすると、上記の希望スペックにドンピシャで当てはまる MacBookAir を発見。
しかも価格は148,800円。
【整備済製品】は複数在庫があるわけではないのでタイミングが重要です。
なので迷わず即注文。
翌日12月31日には自宅に届き、年内最後の大きな買い物となりました。
ディスプレイに不具合が発覚
2023年1月1日の朝から、設定やAdobeソフトのインストールを始め、さっそく学習にとりかかることに。
教材はデジハリONLINE。
Adobe Creative Cloud アカデミック版アプリを購入したときに付いてくる1ヶ月限定の講座です。
アプリ購入が目的なので、毎年講座は受講することもなくスルーしていましたが、【PremierePro】と【AfterEffects】のおおまかな操作や概要は学べそうなので受講してみることに。
(受講といってもビデオを観て操作するだけ)
そこそこカリキュラムを進め、お昼ごはんどきになり支度をするため、MacBookAirはそのままにして自然とスリーブ状態に。
お昼ごはんを食べた後、再開しようとキーを押したのですが、画面は真っ暗なままでスリープから復帰しない。
何度キーを押してもディスプレイは明るくならない。
フタ(ディスプレイ部分)を一旦閉じて、すぐ開くと復帰しました。
(Capslockの緑のランプは点いたり消えたりすることは確認)
「ん?これはおかしい」
ここでようやくこのMacBookAirには初期不良があることに気づきました。
それまでは何の問題もなく、快適に使えていたので、安心しきっていました。
しかも真っ暗なときもあれば、たまにすごーくうっすら表示されていたり。
(ディスプレイの光量が足りてない感じ)
上記の画像は、ディスプレイをアップで撮影したところです。
反射して部屋のようすが軽く写っていますが、実際は黒い画面でその奥にうっすらシステム環境設定ウインドウが見えてますよね。
サポートセンターへ相談
早速サポートセンターへチャットで相談。
そこで以下のことを実行みてください、とのこと。
●セーフモードでの起動
●最新OSへのアップデート
●OSの再インストール
すべてのやり方はリンクを貼ってくれたので、実行はスムーズにできましたが、問題は解決しませんでした。
結局「修理に出してください」とのこと。
【整備済製品】というのは「替えがないから交換もできないし仕方ないか」という感じ。
この時点でぼくの中では『整備済製品でも返品できる』という選択肢があることを知りませんでした。
【整備済製品】でも返品可能
この一連のことをツイートしたところ、相互フォローさせていただいている方から、親切にも「整備済製品でも返品できますよ」とメッセージをいただきました。
そこで、自分でも検索してみたところ、実際に返品をした方々のブログがいくつか出てきました。
「整備済製品なのに整備されてなかったし(笑)、この先また不具合があってもイヤだなぁ」と思うと、せっかく手に入れたにも関わらず、返品に気持ちが傾きつつありました。
モヤモヤのはじまり
Twitterでいろいろ調べていたところ、ヤマダウェブコムで同じスペックの新品が『カートに入れると30000円値引き』という特別値引とポイント還元を含めると、ほぼ同じ価格で買えることを知りました。
(厳密に言うとこっちの方が安い)
「初期不良の整備済製品を返品し、代わりにヤマダウェブコムで買い直そうか。どうせならカラーもスペースグレイにして、M2にしようか」と煩悩がスパーク。
返品を前提に再度購入のチャンスがやってきたと思うと、あれこれ頭で考えはじめてしまい、最終的に悩みまくって「ほんとにこれでいいのか?」と、どんどんモヤモヤし始めてしまいました。
そして「ヤマダウェブコムで買い直せるなら返品してもいいかな」という結論に至り、サポートセンターへ電話をかけ、返品の手続きを進めました。
ヤマダウェブコムの『お取り寄せ』に不安
翌朝「よし、ヤマダウェブコムで買い直そう」と思い、販売ページをもう一度確認すると、納期の欄に『お取り寄せ』の表記が…。
たしかにメモリやSSDをカスタムしたモデルなので時間はかかるだろう。
ただ、どれくらいかかるのかが気になる…。
そこでヤマダウェブコムでApple製品を買ったことのある人の声を検索しました。
(便利な世の中ですね)
すると、納期がかなり遅いことが判明。
なかには「3か月待っても来ない」というような声も。
(半導体不足の時期だったからかもしれませんが)
今回の初売りでお得に新品を購入できたとしても、納期がいつになるかわからないという不安を抱えてしまっては、全然お得ではありません。
実際にすごく待たされることも時間(人生)のロスです。
ここで『新たにヤマダウェブコムで買い直す』という案は消滅しました。
修理に出すことを決意
そうと決まれば、すぐにサポートセンターへ電話して返品をキャンセルし、その流れで修理の手続きをしてもらいました。
整備済製品がちゃんと整備されておらず初期不良だったから、サポートの方も申し訳なさそうでした。
そういった『整備済製品が整備不良』という過ちが一度あったほうが、次の修理・整備はより一層しっかりするんじゃないか?と思い直すことにしました。
修理の場合は配送業者が自宅まで引き取りに来て、その場で梱包して持ち帰ってくれるようです。
その集荷は5日後を予定しています。
時系列にまとめ
上記の一連のできごとは、2022年12月30日 〜 2023年1月4日 のできごとです。
2022.12 / 30:注文
2022.12 / 31:受取
2023. 1 / 1 :開封・不具合発覚
2023. 1 / 2 :サポートセンターへ相談(修理を促される)→その後、返品が可能なことを知る
2023. 1 / 3 :サポートセンターへ電話をかけ返品手続きをする
2023. 1 / 4 :サポートセンターへ電話をかけ、返品をキャンセル→その流れで修理手続きをする
この件に関しては、初期不良のMacBookAirがどうなったのか、後日報告をしようと思います。
で、結局なにを手放すん?
モヤモヤを作り出す自分
一番最初は「修理に出すこと」が当たり前で、自分でもそうするつもりでしたが、いざ新しい有益な情報が入ると、そちらへなびいてしまい、自分でモヤモヤを作り出してしまいました。
結局のところ、『悩み』というのは、自分で勝手に作り出していたりするんですよね。
後日談です↓