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色褪せた衣類は黒く染めて再活用

KUROZOMEアイキャッチ画像

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まだまだ着れるけど色褪せだけが問題の衣類って、手放しにくいですよね。
お気に入りの服だとなおさらです。

一昨年購入したネイビーのコートが、生地にあたりが出やすい(白くなりやすい)素材だったため、ワンシーズン着用しただけで、全体が白っぽくなりました。

破れやほつれ、傷があるわけでもないし、シルエットやサイズ感は気に入っているからこそ、まだ手放したくない。
なんとかできないかといろいろ調べたところ、衣類を黒く染めるサービスを発見したので、実際にお願いしてみました。

黒染めの老舗 京都紋付

ぼくがお願いしたのは、京都紋付という会社が行っているKUROZOME REWEAR FROM KYOTO
日本の伝統的な正装である黒紋付だけを100年間染め続けている老舗です。

KUROZOME REWEAR FROM KYOTO https://www.k-rewear.jp/

この会社は、より黒く染め上げるための研究を重ね「深黒(しんくろ)」という加工技術を生み出したそうです。
たしかに同じ黒でも色の浅い黒もあれば深い黒もありますよね。

納期は一ヶ月強

テレビなどのメディアで紹介されたことで、とても混んでいるとのことらしく、注文した時点で「一ヶ月強かかります」と言われていました。
ちょうどそれくらいで戻ってきましたね、すごい。
黒染めに出すタイミングとしては、その服を着用するシーズンの一ヶ月半前くらいにお願いするとちょうどいいかもしれません。

ビフォーアフター

黒染めしたのは綿100%で自然な風合いのネイビーのコートです。白い裏地も付いています。
その裏地もきれいに黒く染まっています。

ボタンは作業工程の途中で(熱で)割れる可能性があるらしく、オプションで一時的に取り外してもらえます。
ぼくの場合、元々付いている茶色のボタンを黒染め後に黒ボタンに付け替えようと思っていたので、割れてもいいかとそのままお願いしていました。
仕上がりをみると、ボタンまできれいに黒に染まっていてビックリ!手間が省けてよかった。

袖裏部分はよく擦れるので、とくにあたりが出て白くなっていました。
それもご覧の通り、真っ黒に。

受け取ってから3カ月ほど着用していましたが、通常使用で黒色が色落ちするようなことはありませんでした。

深黒というだけあって、UNIQLOの服よりもしっかりした黒で上質な雰囲気があります。

気になる料金は?

今回かかった料金は以下の通り。

黒染代 9,000円
プレス代 900円
送料 900円
消費税 1080円
ーーーーーーーーーーー
合計 11880円

この料金で、いわば『オリジナルな一着』になります。

注意点

すべての素材が黒く染まるわけではありません。化学繊維などは染まらないようです。
今回は縫糸部分がポリエステルだったので、染まっていません。

表地は糸の色がネイビーだったので目立っていませんが、裏地のブランドタグと白い糸はそのままです。

あと、作業工程中熱することでや生地が傷むこともあるようです。
注文サイトをよく読み検討した上で、自己責任で注文してくださいね。

で、結局なにを手放すん?

 色褪せはあるが、ときめきは褪せていない服への諦め

ときめく服の処分をせずに済む方法は、探せばあるものですね。
今回はネイビーから黒に染めましたが、日焼けや色褪せで変色してしまった黒の衣類も、再度黒く染めて復活させられることができます。

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