電車内やお店、映画館などの公共の場にはさまざまな人がいます。
なかにはやはりマナーの悪い人もいますよね。
一度気になるとずっと気になり、なんだかその人が視界に入るだけでも妙にイラッとしてしまったり。
こちらに直接危害がなくとも不愉快に感じてしまいます。
そんなとき、シーン別でぼくが行なっている簡単な対処法をお伝えします。
ちなみにここで紹介するシーンはすべて実体験です。
電車内にて
電車の座席に座っていると、隣にイヤホンの音漏れがひどい人が座りました。
向かいには大きな声で喋る人も座ってきました。まわりの人も迷惑そうな視線を向けている。
自分もなんだかイラッとしてしまう。
そんなときは・・・サッと席を立ち違う車両に移ります。
※指定席がある列車の場合、車掌さんに相談して席を替えてもらいましょう。
お店にて
カフェなどでひとり集中して作業をしていると、隣の席に一人の人が座りました。
スマホで動画を見始めましたがイヤホンをせず小さな音を出しています。
まわりはとくに気にしていませんが、自分は隣なので気になりイラッとします。
そんなときは・・・まわりを見回し空いた席を見つけ、サッと席を立ち違う席に移ります。
※自由に席が移動できなさそうなお店の場合、店員さんに相談して席を替えてもらいましょう。
映画館にて
上映中の暗闇の中に、小さな光が視界に入ってきました。どうやらスマホをチラチラ確認しているようです。
映画に集中できず、イライラとしてきました。
そんなときは・・・まわりを見回し空いた席を見つけ、サッと席を立ち違う席に移ります。
※この方法で一度も映画館の方に発見され注意されたこともありません。万一、発見された場合は相談してみましょう。
対処法はすべて同じ「移動する」
もうお気づきかと思いますが、対処法としては「今いる場所から自分が移動する」ということです。
自分が心地よく居られない状況のなかで、自分を心地よくするために状況や他人を変化させるのは大変です。
ならば、自分がその状況から移動してしまった方が楽ですよね。
このとき起こる感情が「自分のほうが先にこの席にいたのに」とか「負けてたまるか」という感情。
自分にとって非常識な相手と争っても意味がありません。
その感情も手放して、自分の心地よい世界へと移りましょう。
例えると、勤務先の会社が自分の心地よくない状況だからと、会社の仕組みや上司の人間性を変えようとすることと同じ。
この場合も、自分が心地よく感じる会社を探して転職してしまった方がまだ楽です。
で、結局なにを手放すん?
相手が変わることへの期待
自分が心地よく居たいがために相手を変えようとすると揉めます。
それはこちらの常識と相手の常識が違うから。
(これは言い換えると「正義が違う」とも言えます。お互いの正義が違うから戦争が起きるんです。)
相手はその行為を非常識と思っていないから、その行為を平気でできています。
つまり相手にとっては常識の範囲内と思っている。
そんな相手に対して、こちらの常識を押し付けて相手が変わることを期待しても仕方がありません。