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自分を知る 〜【私とは何か】を読んで見えた6つの気づき〜

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無職の期間を経てフリーランスとなり、会社勤めをやめたことによって、定期的に人と接する機会が大幅に減りました。
その結果、『自分』というものについて向き合う時間が増えました。
(これは贅沢な時間です)

「自分って何だろう?」という問いを、【私とは何か(平野啓一郎・著】を読み解きながら深掘りしてみました。

自分を知るってどういうこと?

「私とは何か?」
これは哲学的な問いですが、実は日常にも根ざしています。
たとえば

  • なぜこれが好きなのか
  • 何に価値を感じるのか
  • なぜ選択するのか

それらはすべて「自分」の内側から湧き上がるものです。

この本【私とは何か】では、『私=他者との関係性の中で定義される存在』として、『私=個人』ではなく、他者との関係性の中で存在するあらゆる面の私のことを『分人』として認識することが書かれています。

例えるならば、体の細胞ひとつひとつがそれぞれの機能を有して存在し、トータルでひとつの『肉体』というような認識ですね。

この本を読んで、ぼく自身の6つの気づきをシェアさせていただきます。
(本の内容のまとめではないのであしからず)

① 自分は『固定されたもの』じゃない

多くの人は「自分ってこういう人」と決めつけがちです。
でも実際は変化していく存在。

✔ 経験
✔ 対人関係
✔ 価値観の変化

を通して、常に更新されていきます。

つまり『自分は固定されたものではない』という感覚を持つことが、まず第一歩。
これは自己理解の深さを促します。

② 他者を通してしか自分は見えない

いわゆる鏡効果。
他者とのやりとりの中で、自分の

✔ 強み
✔ 弱み
✔ 感情パターン

が浮かび上がってきます。
他人との関わりがあるからこそ、自分の輪郭が見えてくるのです。
これはまさに『自分=他者との関係性』という本の核心にも通じる考え方です。

ひとりで家に引きこもっていては、なおさら自分のことはわかりませんね。

他者でなく『自分』を観察する

女優の蒼井優さんが、結婚発表の会見で
「この人(山里亮太さん)といる自分が好き」
というようなことを言ってました。


「相手のこういうところが好き」ではありません。
その相手と一緒にいるときの『自分』をしっかり観察できていないと、こういった言葉は出てこないでしょう。

一般的には他者のことばかりに気が行きがちですが、他者との関係性のなかで生まれる『自分』を観察することが大切だと感じます。

④ 「好き」と「得意」は違う

✔ 好き=得意?
✔ 得意=好き?

これは必ずしも一致しません。

・好きだけど続かない
・得意だけど楽しくない

そんな自分の傾向を知ると、キャリアや人間関係の選択にもクリアな軸が生まれると思います。

⑤ 過去は自分の“土台”にすぎない

過去の成功や失敗は自分の一部ですが、それだけが自分ではありません。

・「過去」は自分を説明する材料
「現在」は自分をつくる材料

この区別を理解すると、過去の後悔やラベル付けから自由になります。
とはいえ、やはり一本の時間軸で『自分』を捉えがちになってしまいますよね(汗)

⑥ 自分らしさは『他者の目』で完成する

自分らしさとは、他人の反応を通して初めて形になるもの。

✔ リアクション
✔ 評価
✔ 期待

これらとの関係が、自分を苦しめてしまうこともありますが、自分像を豊かにもしてくれるのでしょう。

で、結局なにを手放すん?

「これが自分だ」という決めつけ

自分を知ろうとするとき、いちばん最初に邪魔をするのがこれ。

  • 私はこういう人
  • 昔から変わらない
  • どうせこの程度

それは「自分」じゃなく、過去の経験から作った仮の説明
人は関係の中で変わるし、状況が変われば反応も変わります。
つまり、自分は固定されていないということ。

「これ自分だ」と決めた瞬間、それ以上は見なくなる。

だからまずは、自分を定義する言葉を手放す
そして、自分を多角的に捉えることで、そのすべてが『自分=分人』であると受け入れることで、自分自身を否定はしない



今回ここで書いた6つの気づきは、あくまでぼく個人の気づきであり、本の内容と直接的に関係ないものもあります。
なので、みなさんも【私とは何か】を読んで、それぞれの気づきを得てみてください。

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