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【つみたてNISA】をやめて『今を楽しむ』ことにした

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楽天証券で、2018年から毎月33,333円で続けていた【つみたてNISA】。

2022年3月にすべて売却し【つみたてNISA】をやめました

それは人生観の変化や社会情勢などを自分なりに捉えた結果としての行動です。

この記事に関しては、あくまで一個人の考えや行動であり、【つみたてNISA】の売却を推奨するものではありません。
また、【つみたてNISA】を続ける人を誹謗中傷するために書いたものでもないことをご理解のうえ、お読みくださいね。

【つみたてNISA】での購入商品

自分の中でいろいろと調べて、以下の商品を購入していました。
完全なる素人意見なので、間違っても参考などになさらぬように。

楽天全世界株式インデックスファンド 30000円
『とりあえこれにしとけ』的なやつなので、とりあえずこれにしときました(笑)
これと【楽天全米株式インデックスファンド】のどちらかを迷ったのですが、分散を考慮してこちらに。
と言っても50%くらいは米国株らしいです。

ひふみプラス 3333円
値動きの大きいアクティブファンドも入れて「いい夢見よう」的な感じです。
ぼくが購入し始めた頃にはすでにブームは去った後だったんですが、日本株で日本を応援の意味も込めてこちらにしました。
ただ、どんどん米国株の割合が大きくなっていってました(汗)
そして成績もどんどん悪くなり、購入をやめてしまいました。

たわらノーロードバランス(8資産均等型) 3333円
【ひふみプラス】があまりにもひどい状況になってきたので、こちらに変更しました。
かなり安定型のものですかね。

で、一体いくらの利益があった?

おそらくみなさんが一番気になるところですよね(笑)。

保有するすべてを売却し、結果的に+428,432円の利益でした。


2020年年明けすぐくらいはもっと利益がありましたが、2022年ロシアとウクライナの問題が起きてから下がり続け、3月にはこの金額なりました。

利益がピークのときは+651,358円でした。
このときはまだロシアとウクライナの問題は起きていなかったので、かなりいい気になってました(苦笑)

ぼくの場合、パンデミックが起こる2年前から始めていたのがよかったかもしれません。
ただ、パンデミック後も2022年まではグングンと上り調子でしたね。

やはりロシアとウクライナの問題の影響が大きかったようです。

どうして【つみたてNISA】をやめたのか

個人的に家計が苦しいとかそういったことではありません。
あくまで個人の思想(人生観)によるものですね。

2020年に世界的なパンデミック、そして2022年にはロシアとウクライナの問題が起こり、さまざまな価値観が変化し、経済も変わりつつあります。
(あまり詳しく書くと危険なので控えます)

そんな状況の中で『世界経済は成長するもの』という前提に違和感を感じはじめた、というのは理由のひとつです。

長期投資は、過去のデータをもとに「世界経済は成長していくもの」という前提のもと、利益が出る投資方法です。
ぼくはこの前提自体がもう崩れつつあるのではないかと感じています。

【つみたてNISA】の満期を迎える頃に、2020年以前の『経済が成長し続けている世界』が続いているとは思えなくなっています。

『お金を使う=愛を与える』と捉える

そしてもうひとつは、【お金】というものに対する意識も変わったことも大きな理由かもしれません。

『米国株は安心』『オルカン(全世界株)は最強』と聞いて、日本のみなさんはそういった商品を購入していると思います。(ぼくもそうでした)
でも、『一所懸命働いたお金で、海外の会社を応援している』と考えると、すこし違和感を感じました。

しかもリターンは今すぐでなく20年先で、積立投資をする人の中にはそれ優先で節約し、生活をきりつめることまでしていたり。
節約のために値段の安い添加物まみれの食品を買い、体に毒を与え続けていると、満期を迎える頃には病気を患っているかもしれません。

それならば、投資に回すお金で少し高くてもいいから、無添加(もしくは添加物の少ない)食品を買って食べ、体に愛を与えたい

そして『お金を使う=愛を与える』と捉えると、「アメリカの会社の株を買って応援しよう」とならず、「近所の八百屋で野菜を買おう」とか、「よくわからないからとりあえず日本企業の商品を買っとこう」とか、ちょっと意識が変わってきました。

『少し先の不安』を抱えさせるシステム

世間では『今を生きろ』というけれど、ぼくたちは常に『少し先の不安』を抱えて生きるように教育されてきました。
中学に入ると高校のことを、高校に入ると大学や進路のこと、社会人になると結婚や老後のこと。
まったく『今』に目を向けさせないくれないシステムです。

2020年以前はそれでも良かったですが、今は明日の自分がどうなるかわからない世の中です。

遠い未来を心配するよりも、今日をしっかり見つめて楽しむことのほうが大事だと思いはじめています。

基本的に大事なのは『お金を稼ぐ』こと

今に目を向けてじゃんじゃんお金を使おう、という訳でもありません。
具体的に叶えたい夢や目標にお金が必要であるなら、しっかり働いて貯めるといいかな、と思います。

基本的に大事なのは『お金を稼ぐ』こと。
【FIRE】を提唱している方々は、まず爆発的にお金を稼いで、それを元手に投資をして【FIRE】に辿り着いているように思えます。

【FIRE】とは

FIRE (英: Financial Independence, Retire Early movement、ファイヤー)は、経済的自立と早期退職を目標とするライフスタイル。またはそれを啓蒙するムーブメントを指す造語。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

節約をして投資だけで【FIRE】をしている方は少なく、なにかしらのストック型収益(ブログやYouTubeなどの不労所得)のシステムを構築して、しっかりお金も稼いでいる。

【FIRE】は投資以外の安定的な不労所得がないと、結局は『節約に励む無職』になるだけだと思います。

今の自分にお金を投資して学び、行動し、まず先にこういった『お金を稼ぐシステム』を構築しつつ、それ自体を楽しむことも、人生の楽しみ方のひとつだと思います。

未来はだれにもわからない

結局のところ、未来はだれにもわからないので、自分の頭(と心)で考えて、選択し、行動するしかありません。

投資についてもそうで、「必ず儲かる」ということはなく『あくまで自己責任で』という言葉を留めておかないといけません。
そして、『余剰資金で』ということも。

どんどん上がる税金や保険料で、手元のお金は少なくなりつつあります。
入ったお金を先に積立投資にまわすのはいいですが、本当にそれは『余剰資金』なのでしょうか。

万が一、失っても「仕方ないか」で済ませられるお金でしょうか。

【つみたてNISA】の仕組みも少しずつ変化しているようなので、初めて満期を迎える人が出てくる頃には制度がどうなっているか、だれもわかりません。

だったら、未来を不安がるより「どんな未来がくるのか」とワクワクしながら今を楽しむ方が、ぼく自身にとっては正解のような気がします。

で、結局なにを手放すん?

 実態のない未来の不安

ぼく自身は爆発的に稼いでいる人間でも、資産がたっぷりある人間でもありません。

そんな人間なので、先のことを考えると、不安なんていくつも出てきます。

ただ、現時点では実態のない未来の不安に対して『お金というエネルギー』を注ぐよりも、今生きている自分に対して『お金というエネルギー』を注ぐ方が、人生を楽しめるような気がします。

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